青色と映画とチョコレート

ほんのたっまーーに思い出したときにだけ書く、のぐもぐの生活。青色と映画とチョコレートがお好き。

『ニーゼと光のアトリエ』

忘れそう忘れそう忘れないうちにメモ。 ⚠️あらすじとか、紹介とか上手くできないからネタバレになってるかもです!注意です!⚠️ 『ニーゼと光のアトリエ』 f:id:nogmog:20171205004019j:plain 1940年代、まだユングが生きている時代、ブラジルの一人の女性の精神科医のお話。 当時は今ほど患者の人権なんて考えられていない時代で、いかに統合失調症患者の異常行動を完治させるかが主な診療対象だったころで、 脳の前頭葉切除手術や電気療法が主流で。 電気療法のシーンは衝撃的やったなぁ、あれを本気で患者のためやと思ってやってるなんて。(作業療法の理念を勉強中の青二才のきれいごとかも…←) そもそも当時の男性社会の中で女医が意見を通すこと自体が難しいだろうに、ニーゼは病院中の医師の反対を受けながら自分の信念を貫いた。 作業療法や芸術療法といった、まだ拓かれていない分野を、逆風の中突き進むって尊敬します。(こんな陳腐な表現しか持たない自分の語彙がもどかしい!) 作業療法の4両域の中でも最も興味を持っていた精神領域やけど、口でいうほど生易しい分野じゃないなぁ。 根気強く待つ とか、患者に一人の人間としての尊敬の念を持つこと とか、ちょっとやそっとで身につく心持ちではないし、実践することって難しいと思う。でもやっぱりこの領域への興味は失せへん。 (憧れの道とは言わない。) この映画はこれだけではなくて、他にも患者同士の恋、健常者と患者同士の恋、患者の動物への慈愛とかが表現されている。 例え統合失調症で自己を失っていても、人間の本来の部分は変わらないなって思った。むしろ、健常者のわたしたちよりも、ノンバーバルでの表現が素直(?)なんかなって。 お気に入りは、エミジオが森で光を浴びるシーンと、ラファエルとマルタが二人で煙草を吸うシーン。どちらも台詞がなくて表情で表現されていて、美しくて、観ているだけでこころの中にきらきらしたものが溢れかえってくる来た気がした。 きれいごとを並べただけな感想になってしまったけど、もちろん、綺麗なだけの映画じゃない。ショッキングで、生々しいシーンもあって衝撃的だよ。 でも、すごく考えさせられる映画だから、ぜひ作業療法学生(OTS)や医療学生に観てほしい。 もちろん、その他のもーっといろんな人にもね!